第1戦の模様

ウェイトレコードでKNB初優勝を果たしたsugaP 2位龍青
3位りまるおん
4位圭
5位ぴぴお 6位uzumaki 7位ryu 8位hiRo_くず
9位加勢川漁師 全体写真 10位RAY
外道・サクラマス 検量時の風景

2,760gのウェイトレコードでKNBsugaPが初優勝
4月4日、砥用町・緑川ダムでKNBアルティメットトーナメントが開催された。KNBの中で唯一、エレクトリックモーターの使用が許される大会で、今年より年2戦のシリーズ化がされた。船外機の使用禁止以外は装備に対する制限がないため、日頃NBCチャプターへの出場をしているチームPROBAS陣営を中心に多数のアルミボートユーザーが出場。総勢19名で大会は行われた。
温暖な気候が続いたせいで満開の桜に包まれた緑川ダムだったが、昨日から降り出した雨により気温は急低下。冷たい雨と風に苦しめられ、バスの活性も下がり気味だったようだ。

そんな中、昨年のWFCチャンピオン・sugaPが2位を大きく引き離す2,760gのKNBウェイトレコードで、KNB初勝利を手にした。KNB唯一のトレーラーオーナーという、超ブルジョア装備をフルに活かし、見事にエリア最上流部のブイまでスタートダッシュを決め、狙いのポイントで3本を揃え優勝を果たした。これでsugaPは昨年に続き2度目のネットバサークラシックの出場権を手にした。
キッカーは上流部のブイ周り、インレット周辺のディープエリアでグッドサイズ
優勝したsugaPはエリア最上流部のブイへ迷わず向かった。プラで見つけていたこのパターン通り、ノーシンカーでのブイ直下へのフォーリングで42cmのキッカーを含む3本を全て揃えた。迷わず狙った場所に向かうところなど、独身時代にお目当てのおねえにかぶりつく様を見ているようで、若き日の飢えたsugaPの力強い如意棒をかいま見た気がした。できればそんな生臭そうなモノ、見たくはなかった。
2位の龍青、3位のりまるおんはインレット周辺でグッドサイズをキャッチした。ワンドの入り口付近のディープエリアで全体的に釣果が上がっているようだった。
リミットを揃えたのは19人中2名のみ、ノーフィッシュも9名と、レコードウェイトが出た割には決して簡単な大会ではなかった。しかしその複雑なタクティクス、ファクターよりも、冷たい雨と風に晒されて、早々に根を上げる者が多数いたところなど、KNBは単なる軟弱なヘタレ集団であることを露呈しただけに過ぎなかった。
開始時刻、大幅に遅れる…戦犯はぴぴお、sugaP

当初は開始時刻6時30分の予定だったが、スタート時刻は大幅に遅れた。その原因は雨で土壌がぬかるんでいたにもかかわらず、自らの4輪駆動を過信してズブズブと湖畔まで進んでいてしまった、ぴぴおに原因があった。デカいタイヤをぬかるみの中に半分以上埋没させ、完全にリカバリー不能な状態に陥った。しかしここはKNBのチームワークの見せ所。全員で協力し、見事脱出することができた。
雨でスロープが使えない状況だったため、Vハル・トレーラーだったsugaPの準備にも手こずった。トレーラーを切り離し、滑りやすい土壌の中を全員で降ろした。そして帰着後も全員でトレーラーを押し上げた。その模様はまるで「だんじり祭り」「御柱祭り」のようであったと、汗で紅潮したメンバー全員が笑いあった。

しかしながら、これらの処理のせいで、代表・りまるおんは準備が大幅に遅れ、スタートは全員が出た後も準備をしていたという。っていうか「ボート小さいくせに、荷物載せすぎ!部品多すぎ!」というクレームも多少なりともあったかもしれないような気がしないでもない。

スタックしたぴぴおの車 キノコが生えていたカリのボート
メンテしてなさすぎ

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