開催日 2002年2月10日(日)
開催場所 熊本市・下江津湖
受付開始 6:30
集合時刻 7:00
競技時間 7:00〜13:00

第1戦“江津湖ラウンド” 2002年2月10日(日)熊本市・江津湖 参加者=26名
 ひと足先に開幕したHAGIOウィンターシリーズから、1カ月弱、 いよいよKNBレギュラーシリーズが開幕した。2月10日、熊本市の下江津湖において、4シーズン目を迎えるKNBトーナメント第1戦が開幕した。
 雨の予報などなかったにも関わらず時折ぱらつく雨と、前日までの暖かさがウソのように冷え切った大会当日、前年度クラシックチャンプ・おやっぢぃマウスの参加で、それらの天候もすべて納得済みの表情で26名の選手たちは健闘を誓い合った。

 湧き水によって形成されている江津湖は、全国でも特異なレイクとして最近では全国的にも注目を集めているが、数はなかなか出づらいフィールドでもある。昨年のKNB-T第1戦も30名の参加ながら、ウェイインは9名のみ。しかし7ポイントオーバー(40cm以上)のバスの割合が高いことで、一発逆転ができるフィールドでもある。昨年より1カ月も早い厳冬の開催で、選手たちはいかにバスをキャッチするかが注目された。

 急な冷え込みの影響か、いくら“冬がないフィールド”とはいえ、昨年よりもひと月早い開催は、選手たちに大きなタフコンディションをもたらした。そんな中、宮崎から、今年より本格参戦となったジグ長が40cm・7ポイントを含む2本12ポイントを獲得し、KNBシリーズ初優勝を果たした。同時に、KNBクラシック2002の出場資格獲得第一号となった。
 ジグ長は、昨年のBank Fishers Openに続く2度目の出場ながら、前戦3位に続く今回の栄冠に、その実力は急速にクローズアップされてきている。その一方で「おやぢオフ3rd」での活躍から、イロモノキャラとしての実力もそれ以上にクローズアップされてきている。今年のKNBシリーズで、最も眼が離せない選手となった。良くも悪くも…。

 2位には、昨年KNB-T年間ランキング2位のりまるおん。本人も疑問を感じるほどの交通事故で、大会最大サイズ41.0cmをキャッチしてのマグレ入賞。江津湖戦での2戦連続ポイントゲットは、彼一人のみだが、2年連続で交通事故というのも彼だけである。
 3位は5ポイントで並んだ両刀使いのカリ5と悦子の、心理戦を含めた汚いジャンケンバトルの末、カリが3位入賞を果たした。カリは昨年のKNB-T第4戦に続く2戦連続の入賞。参加者の多い、激戦状態のKNB-Tでの2戦連続入賞は、過去にSlider('00第3〜4戦)、りまるおん('00第2〜3戦)、はやしゃん('00第2〜4戦、'01第2戦=4戦連続更新中)の3名のみ。「KNB奇跡の男」と呼ばれた男は、さらに奇跡を起こした。誰も実力とは思っていない。
 4位はジャンケンで負けたものの、ホームである江津湖で見事な結果を残した悦子。残念ならが7ポイントオーバーのバスをキャッチできなかったが、実生活でもフィールドはおろか、合コンでも7ポイントオーバーを狙い続けている。その対応範囲の広い(ストライクゾーンの高い)実力(性嗜好)には、メンバーの誰もが評価しして(疑問を投げかけ)いる。
 5位は昨年のクラシックチャンプ・おやっぢぃマウス。アベレージの高い江津湖ながら、彼のキャッチしたのは1ポイントのバス2本。ある意味ランカーよりも価値がありそうな、稀少性のあるバス。そんなバスさえもゲットすることができる彼の実力を改めて評価するとともに、降水確率の低い状態でもやっぱり雨を振らせることが出来るほどの“雨男”ぶりに、周囲は晴れの開催時でもレインスーツの必要性を改めて感じていた。

 26名の参加者中、バスをキャッチしたのは6名・8本という相変わらずの低釣果。しかしながら大型が多いだけに、他のフィールドにないビッグスコアの可能性もある魅力もある江津湖。今年より年3戦制となったKNB-Tシリーズだけに、この大会でのノーフィッシュは、年間チャンプ争いから、早くも脱落したことを意味する。昨年チャンプSliderは、早くも苦境に立たされた格好だ。また、常日頃からオカッパリでの勝ちにこだわっていた、KNBグランドチャンプ・るちも、昨年に続きノーフィッシュ。彼のTシリーズでの台頭は今年も叶わないようだ。っていうか、飽きかけているのは見え見えで、もう終わっているといっても過言ではないようだ。

次回・第2戦は、4月21日“萩尾ラウンド”として萩尾溜池で開催予定ではあるが、現在満水位のために、石打ダムでの代替開催となる可能性が高まってきている。


優勝したジグ長
昨年のBFO3位に続く2戦連続の入賞を、初優勝という結末で締めた。
今年最も注目される選手であると同時に、
今年最も警戒が必要なキャラである。

今回の入賞者5名
写真前列右からりまるおん(2位)、ジグ長(優勝)、両刀使いのカリ5(3位)
写真後列左から悦子(4位)、おやっぢぃマウス(5位)

順位 No. ハンドルネーム
GP
総キー
パー数
成績
(上段=釣果、下段=GP)
TP
1 2 3 4 5
1 T61 ジグ長
KNBシリーズ初優勝
'01BFO3位に続く2度目の入賞
12 2 40.0 35.5 - - - 15
7 5 - - -
- - - - -
- - - - -
ジグ長はKNBシリーズ初優勝。'01BFO3位に続く2度目の優勝。'02KNBクラシックへの出場権を獲得
2 T02 りまるおん
7 1 41.0 - - - - 14
7 - - - -
- - - - -
- - - - -
3 T08 両刀使いの
  カリ5
5 1 39.0 - - - - 13
5 - - - -
- - - - -
- - - - -
4 M02 悦子 5 1 38.5 - - - - 12
5 - - - -
- - - - -
- - - - -
5 C02 おやっぢぃ
  マウス
2 2 20.9 21.4 - - - 11
1 1 - - -
- - - - -
- - - - -
6 T07 とにー 1 1 20.0 - - - - 10
- - - - -
- C01 るち
- - - - - - - 1
- - - - -
- C03 Slider
- - - - - - - 1
- - - - -
- M05 hiRo_くず
- - - - - - - 1
- - - - -
- M10 加勢川漁師
- - - - - - - 1
- - - - -
- T03 けんじ
- - - - - - - 1
- - - - -
- T11
- - - - - - - 1
- - - - -
- T18 Uzumaki
- - - - - - - 1
- - - - -
- T19 るち兄
- - - - - - - 1
- - - - -
- T24 TAKO
- - - - - - - 1
- - - - -
- T25 きんこ
- - - - - - - 1
- - - - -
- T26 馬場利夫
- - - - - - - 1
- - - - -
- T27 oz
- - - - - - - 1
- - - - -
- T28 四父
- - - - - - - 1
- - - - -
- T33 じじい
- - - - - - - 1
- - - - -
- T38 おサルちゃん
- - - - - - - 1
- - - - -
- T52 Hiro
- - - - - - - 1
- - - - -
- T53 土門林
- - - - - - - 1
- - - - -
- T56 tera
- - - - - - - 1
- - - - -
- T57 りゅう
- - - - - - - 1
- - - - -
- T62 ごくよん
- - - - - - - 1
- - - - -

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