基本ルール タックルについて 装備・備品 禁止・ペナルティ

KNBトーナメント(他オカッパリ競技)の競技ルール
1.トーナメントルール(KNB-Tなどオカッパリでの大会用)

【競技時間】
競技時間は基本タイムテーブルを6:00〜12:00までとし、季節に応じて変動する。
競技開始時間30分前をミーティング開始時間とし、この時間までに受付、準備を終えてなければならない。

【基本ルール】
規定時間内に釣り上げたブラックバスの長寸を、定められた競技点(ゲームポイントと称します=以下GP)に換算し、そのGPの合計点で競います。



【採寸方法とスコアカードへの記入】
釣り上げたバスは、速やかに他のメンバーによる認証のもと採寸し、配られたスコアカードに認証者がゲームポイントを記入することで成立します。認証者のサインが無い場合にはそのスコアは無効となります。
バスの採寸方法は、メジャーを水平に下においた状態でバスを水平寝かせた状態で、口から尾ビレの最も長い場所までの数値を採寸する。この時バスの口は人の手を介しない状態で自然の状態のまま採寸すること(口開きでも可)
ただし、バスが40cmを超える場合は、口を閉じた状態での採寸とする。口開きで40cmを超え、口閉じで40cm未満だった場合は、40cm未満の数値が成績となる。
対象魚はブラックバスのみだが、ブルーギルを除く全ての魚について採寸し記入しなければなりません。


ゲームポイント一覧
バスの長寸 ゲームポイント 備  考
20cm〜25cm未満 1ポイント  
25cm〜30cm未満 2ポイント  
30cm〜35cm未満 3ポイント  
35cm〜40cm未満 5ポイント  
40cm〜45cm未満 7ポイント 口閉じ尾開きでの計測
45cm〜50cm未満 10ポイント 口閉じ尾開きでの計測
50cm〜55cm未満 20ポイント 口閉じ尾開きでの計測
55cm〜60cm未満 25ポイント 口閉じ尾開きでの計測
60cm〜 30ポイント 口閉じ尾開きでの計測

【ポイントの占有権について】
 競技中のポイントはすべて先行者がその権利を有するものとし、先行者の断り無くその近くでキャスト、ポジショニングすることはできません。先行者の了解が得られた場合はその限りではありません。
計測は競技終了時間以後に行うこととし、それ以前の検量は行わない。
途中帰着による場合でも、計測は競技終了後まで認めない。

◎入賞者のレポート提出義務について(2003年シリーズより)
KNB-T、マスターズ、クラシックの上位入賞者は、大会終了後1週間以内に、レポートを提出が義務となります。期間内にレポートが提出されなかった場合、トーナメントポイント減算のペナルティとなります。


2.使用できるタックル・漁具について(KNB-T)


使用できるルアーは、ハードベイト、ソフトベイト、ワイヤーベイトのいわゆる「ルアー」と定義される漁具のみとする。

使用できるロッドは8ftまでのロッドとする。

KNB-T等、すべてのオカッパリ競技では、使用できるロッドは2本までとする。ただし予備のロッドとの途中交換は可能。

KNB-T等、オカッパリ競技でのランディングネットはの使用は不可。
フィッシュフォーミュラ(集魚剤)、ソークオイル、ワームオイルなどは、萩尾溜池での開催時においては使用を禁止する。事前の準備での使用はこの限りではない。
ハンディソナー、キャスティングソナー等、あらゆる魚群探知機はKNB-T等のオカッパリ競技での使用を禁止する。
全ての競技において、マーカーブイの使用を禁止する。

3.トーナメントに必要な装備・備品(KNB-T)
全てのKNBコンペティションシリーズでは、以下の備品を所持することが義務付けられており、これらを持たないでトーナメントに参加した場合、ペナルティが与えられる。
所持・装着が義務付けられている物
○ゼッケンプレート(未装着の場合ゲームポイントより-1p)
○筆記用具(未装着の場合ゲームポイントより-1p)
○メジャー(未装着の場合ゲームポイントより-1p)
○スコアカード(未装着・紛失の場合ゲームポイントより-1p)
所持を推奨する物
○携帯用灰皿(喫煙者は必ず携帯してください)
○携帯電話(事故などによる競技中の急を要する連絡や、情報交換等に使用する場合があるため、必ず電源を入れておくこと)

4.禁止行為とペナルティについて(KNB-T)

トーナメントを円滑に進めるため、またKNBメンバーや他の一般のアングラーに迷惑をかけないため、競技中の事項に対し、細かく禁止事項を設定しています。
参加するメンバーは、以下の項目に対し、全て熟知していることが参加の条件となる。
以下の事項は禁止とする。

 
エサ、フライ、投網、サビキ、バイオワーム、練り餌、撒き餌の使用
必ず手に持った1本のロッドでの釣りとし、2本以上のロッドによる同時使用
1本のロッドに2つ以上のリグがついたもの
例:2つのワームフックがついている、シンカーの代わりにシンキングプラグを使っていたダウンショット、ハードプラグが2つついた仕掛けなど
ゴミを捨てる、備品を壊すなどのフィールドでの施設、自然の破壊行為
KNBメンバーを含む他のアングラーへの迷惑をかける行為
その他、KNBやメンバーが不利益を被る可能性のある言動や行為
先行者への断りのないポイントへ侵入、またはポイントへのキャスト
KNBが違反認めた行為については、総重量から規定の減点を課す
違反行為に対するペナルティは、以下の通り
-1p エントリー受付時に、締切日を過ぎてエントリーを行った場合
-1p 集合時刻までにエントリーを完了していなかった場合
所用により遅れる場合は、事前(1日前以上)に連絡していればペナルティとは認めない。
(単なる遅刻の場合はペナルティを課します)
-1p ゼッケンプレートを装着していない場合
-1p メジャーなどの計測器具を持っていない場合 
-1p 筆記用具を持っていない場合 
-1p
-3p
帰着時間内に戻って来れなかった場合(KNB-Tなどのオカッパリ競技)
帰着期限より5分遅れまでは-1p、10分遅れまで-3p、10分を超える帰着遅れで失格とする。ただし、トラブルや事故を起こした選手などを救出するために遅れた選手に関してはこの限りではない。
※失格となった場合、さらにトーナメントポイントの合計から3p減点する
-3p 連絡無いまま、競技時間開始以降に来場した場合は-3pの減点。 所用により遅れる場合は、事前(1日前以上)に連絡していればペナルティとは認めない。
-3p スタート時に先行者を追い抜いた場合、または不正な移動を行った場合
トーナメントp
-1p
上位入賞者が大会終了後、1週間以内(大会日の翌週日曜日まで)にレポートを提出しなかった場合、トーナメントポイント(順位点)よりマイナス1ポイント減算します。なお、ペナルティを受けても大会での確定順位は変動しませんが、年間ランキングでのトーナメントポイントは、ペナルティ後のポイントを元に算出されます。
失 格 ゴミを捨てる、備品を壊すなどのフィールドでの施設、自然の破壊行為
失 格 禁止項目に触れる、故意による悪質な違反。または軽微な違反ながら故意に連続して行われた場合。
KNBの大会運営、組織運営に支障のでる行動を行った時
※さらにトーナメントポイントの合計から3p減点、またはKNBの大会出場資格失効
失 格 スコアカードの虚偽の申告
※さらにトーナメントポイントの合計から-3p減点
無 効 競技時間外にキャッチしたポイント、禁止エリアでキャッチしたゲームポイントは無効とする。
全てのペナルティは、KNBメンバーからの申告、及び運営部による指摘と認証により成立する。
また、その確定した違反行為、及びペナルティに対して選手はは、クレーム無く従うこと
※悪質な失格行為については、KNBのメンバー資格剥奪等の措置をとることもあります。



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